チベットを知る会

アムネスティの緊急アクションの紹介

2016年4月14日

チベット語教育の必要性を訴えていたチベット人の若者タシ・ワンチャクさん(30歳)が拘禁され、民族分離主義扇動罪で起訴された。家族や弁護士への接触も許されていない。有罪となった場合、最大15年の懲役となる可能性がある。

タシ・ワンチャクさんは、1月27日以来、青海省王樹で中国当局に拘禁されてきた。「チベット問題国際キャンペーン」によれば、家族が彼の拘禁を知らされたのは、3月24日だった。民族分離主義扇動罪で起訴されたという文書を受け取った。しかし、拘禁場所は知らされず、弁護士を付けることもできなかった。

ワンチャクさんは、チベット人が多い地域の学校におけるチベット語教育の導入を主張していた。現在、中国では標準中国語のみが学校における言語となっている。彼は、チベット人児童の多くが母語を話せなくなっており、またチベット文化が徐々に衰退している、との懸念をソーシャルメディアで発信していた。そして、政府の言語教育政策の問題を法廷に持ち込もうとしたが、実現できなかった。ニューヨークタイムズは、この件を記事と動画で配信していた。「あるチベット人の正義を求める旅」と題する記事の中で、ワンチャクさんは、北京に向い、学校教育でのチベット語の欠如の問題で地元の役人を相手に起こす訴訟に協力してくれる弁護士を探していた。しかし、弁護を引き受ける事務所はなく、メディアもこの問題の報道をしてくれなかった。

http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2016ua079.html

ケンポ・カルツェ師の釈放を求めるオンライン署名

2014年1月23日

2013年12月6日、中国当局は「州の治安を危険にさらした」罪で青海省ジェクンド州ナンチェン県チャパ僧院の高僧ケンポ・カルツェ師を逮捕しました。
ケンポ・カルツェ師は、自分たちの言葉を使う権利や、チベット人たちの文化を促進する等、チベット人の団結を促進する為の行動で知られていました。
彼の釈放を求め付近の住民や僧侶、合わせて500名が座り込み等の抗議を行いました。抗議者のうち16名の僧侶が逮捕されました。

ニューヨークのStudents for a Free Tibetでは、ケンポ・カルツェ師の釈放を求めるオンライン署名を行っています。
下記アドレスからアクセスできます。ご協力お願いいたします。

https://secure3.convio.net/sft/site/Advocacy?cmd=display&page=UserAction&id=998

トゥンドゥプ・ワンチェンさんを家族の下に!

2013年12月6日

先日も書いたトゥンドゥプ・ワンチェンさんの件です。

チベットに住む普通の人々の声を国外に送っただけで逮捕され懲役六年の刑に服 しているワンチェンさん。
彼の刑期は、あと半年ほどであけます。

しかし、中国では刑期が簡単に延長されます。
また、ワンチェンさんの協力者だった僧侶のジグメ・ギャツォさんは何度も再逮捕され、最後の情報では行方不明になっています。

こういう経緯もあり、スイスにある支援団体Filming for Tibetは、世界人権デイに向けて、世界中に彼が無事に家族の下に帰れるかを注視している人々がいることを中国当局にアピールするキャンペーンを行っています。

日本に住む人たちへの要望は、ワンチェンさんの無事な解放を求めるメッセージ や、折りヅル(日本に祈願の千羽鶴という文化があることを彼らは知っています)を持って、どこか日本らしい場所で写真を撮って送って欲しいというものです。(撮影者の顔は映らなくて大丈夫です)

詳細や、メッセージのサンプルが、今回のキャンペーンの日本での窓口である SFTのページにあります。
http://www.sftjapan.org/nihongo:unchain-the-truth

少し記憶があやふやですが、2009年か2010年に、友人がインドでワンチェンさん の奥さんラモ・ツォさんに会いました。
その時、励ましの声に対してラモさんは、こんな風に答えたそうです。
「夫は、辛い状態に置かれているが、どこに捕まっているかはわかっている。しかし、2008年の事件の後、行方もわからないチベット人が何千人もいる。夫のことよりも、行方すらわからない人々のことをお願いします。」

私は、ラモさんや子供たちのところに、一日も早くワンチェンさんをかえしてあげたいです。

ご協力お願いいたします。


チベットを知る会