チベットを知る会

サカダワ

2014年6月13日

今日は、サカダワと言って、チベットの人々には特別な日です。
チベットの暦でお釈迦様の月の満月ということで、チベットでは、この日に、お釈迦様が生まれ、悟りを開き、入滅したことになっているそうです。
この日、善行を行うと、普段の日の数百倍の功徳を積むことができ、逆に、悪行を行うと、普段の日の数百倍の罪を背負うことになるとのこと。

みなさんも、今日は、ちょっとだけ、普段よりも人にやさしくしてみませんか?

チベット人映画製作者トゥドゥプ・ワンチェン釈放される

2014年6月5日

六年間の投獄生活を終えたトゥドゥプ・ワンチェンは、家族、友人および支持者
の惜しみない努力に感謝し、彼らとすぐにでも会いたいと望んでいます。

拘束されていたチベット人映像活動家トゥドゥプ・ワンチェンは、6年の刑に服
した後に青海省の省都西寧市の刑務所から釈放されました。
当局との議論の後、彼は、西寧市から車で二時間のKhotse(中国名:科却)に警
察によって送られ、現地時間の15時に彼の姉妹の家に到着しました。

彼のスイスに住む従兄弟であり、Filming for Tibetの代表であるギャロン・
ツェティンとの電話で、トゥンドゥプ・ワンチェンは「今、この瞬間、私の中は
全て涙の海です。すぐにでも健康を取り戻し たい。収監されている間に受けた
全ての支援に対して深く感謝を感じ、感謝の意思を示したい。家族と一緒になり
たい。」と、とても感情的に語りました。

2012年に米国の滞在権を得て現在サンフランシスコに暮らす彼の妻ラモ・ツォは
「6年に及ぶ不正で、痛みをともなう日々を数えるのは今日で終わ りました。ダ
ラムサラに住む彼の両親、私たちの子供たち、そして私自身、信じられないほど
の喜びを感じています。家族が再び一緒に暮らせることを 望みます。」と大変
喜びながら語りました。

彼の従兄弟であり、『恐怖を乗り越えて』の共同制作者であるギャロン・ツェ
ティンは彼と話した後「トゥンドゥプは、まだ中国政府当局のコントロー ル下
にいますが、ついに彼が刑務所から出てきて、医者にかかることができるように
なって非常に安心している」と語りました。

トゥンドゥプ・ワンチェンのことは世界的に知られています。彼は『恐怖を乗り
越えて』を撮影した勇敢な行いによりジャーナリスト保護委員会のよう な様々
な国際組織から賞を授与されています。また彼のことはアムネスティインターナ
ショナルや国境なき記者団といった国際的な人権団体による多く のキャンペー
ンの焦点となっていました。各国の政府関係者が中国側の担当者との会談におい
て彼のことについて話題にしました。

独学のカメラマンでありビデオ活動家である彼は、助手であるゴロク・ジグメと
2007年から2008年にかけてチベット各地を旅してまわりまし た。彼の撮影した
『恐怖を乗り越えて(28分)』は1ダースもの言語に翻訳され、30カ国以上で上
映されました。ゴログ・ジグメはチベットからの 壮絶な脱出劇のすえについ最
近インドにたどりつきました。

トゥンドゥプ・ワンチェン(1974年青海省Bayen生まれ)は2009年12月28日に、
懲役6年の刑を宣告されました。彼は2010年4月 6日にXichuan刑務所に移送され
ました。ここは、「青海省Xifa水力及び電気設備手工業有限会社」という名前で
産業生産基地の仮面を被っ た労働改造キャンプです。
2012年3月から半年間独房生活を強いられた後に、2013年1月に青海省女性刑務所
に移送されました。ここでは彼が唯一の男性のチベット人政治囚でした。


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