"Jigdrel(ジグデル)- LEAVING FEAR BEHIND"
「恐怖を乗り越えて」



チベットの「いま」を伝えるドキュメンタリー

"LEAVING FEAR BEHIND" は、日々の社会的抑圧、政治的迫害を感じながら生活するチベット本土の20人のチベット人が、北京五輪や中国の政策について恐れることなくカメラの前で語った貴重な映像です。取材を行ったチベット人2人は2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後に逮捕され、うち1人は激しい拷問などに耐えてその後、仮釈放されましたが、残る1人は西寧市で未だ拘束されており、拷問・虐待を受け、健康状態が危惧されています。また彼の弁護に立ち上がった人権派弁護士は当局から弁護士免許剥奪の脅迫を受けており、公正な捜査、審理が難しくなっています。


Jigdrel(ジグデル)- LEAVING FEAR BEHINDとは?

2007年10月から2008年3月にかけ、チベット在住のトンドゥプ・ワンチェンと助手のジグメ・ギャツオの2人がチベット各地で極秘にインタビュー取材したVTRを、ワンチェンの従兄弟であるスイス在住のギャルジョン・ツェトリンが編集し、25分のネットムービーとして公開された映像。原題はチベット語で「ジグデル」(=恐怖を乗り越える)。
チベットに住むチベット人が北京五輪に対してどう感じているのか、置かれている政治的状況をどのように考えているのか、強制移住や中国政府による資源収奪の実態、教育・文化面での抑圧などを、インタビューを通して赤裸々に伝えている。
取材したトンドゥプ・ワンチェンとジグメ・ギャツオは2008年3月23〜26日に相次いで逮捕された。今年4月、トンドゥプ・ワンチェンは西寧市第一拘置所に拘束されていることがわかった。ジグメ・ギャツオはその後仮釈放されたものの厳しい監視下に置かれている。
Webサイト: http://www.leavingfearbehind.com




ドンドゥプ・ワンチェンが不当な裁判で裁かれる可能性があります

ドキュメンタリー映像を撮影したチベット人、ドンドゥプ・ワンチェン(Dhondup Wanchen)は、「分離主義を扇動した」として、中国西部、青海省の省都、西寧で裁かれることになった。中国当局は彼の弁護士に対し、代理人を務めることをやめさせようとしており、この裁判の公平性が疑問視される。ドンドゥプ・ワンチェンは、平和的手段で表現の自由を行使したことで、政治犯として拘置されている。

ドンドゥプ・ワンチェンは2008年3月26日に逮捕された。約3ヶ月の勾留の後、非公式の拘禁場所からの逃亡を試みるも再度逮捕され、現在は西寧市第一拘置所に拘置されている。2008年、拘置中の尋問において、彼は拷問・虐待を受けている。彼はB型肝炎を患っているが、治療を受けることができていない。2009年4月まで、彼の居場所や拘置理由は家族に公式に伝えられていなかった。

2009年初頭、家族は2名の弁護士に彼の弁護を依頼したが、国家機密に関わるとの理由から、警察はドンドゥプ・ワンチェンとの面会を禁じた。彼らは、4月に一度面会できただけである。7月13日、北京司法当局は、新しい規則では提訴が行われた省に本拠を置く弁護士以外は弁護できないとして、北京に本拠を置くドンドゥプ・ワンチェンの弁護士に手を引くよう伝えた。これに違反すれば、弁護士免許を剥奪すると告げられた。しかし、中国の法律には、弁護士に対するそのような制限は存在しない。最近6名の著名な人権派弁護士が弁護士免許を剥奪されており、少なくとも他の14名の弁護士が年次更新審査の結果を待っている状態である。


「ドンドゥプ・ワンチェンを助けてください」チラシ

"Leaving Fear Behind" と現在のトンドゥップ・ワンチェンさんの状況をわかりやすく伝え、アクションを求めるSFT Japanのチラシです。
ぜひダウンロードしてご覧ください。

「ドンドゥプ・ワンチェンを助けてください」チラシ(約1MB)


オンライン署名で!

ITSN(国際チベットサポートネットワーク)主催のワンチェンさんの解放を求めるオンライン署名があります。
ドンドゥプ・ワンチェンさんの解放を求めるオンライン署名のページ(英語)
ご協力、お願いします。


はがき・手紙で!

ドンドゥプ・ワンチェンさんの拘束の中止、映像の中でインタビューを受けたすべての人々に対する迫害の中止を、はがき、手紙で中国政府関係者に対して直接、要求してください。
現在、世界中でこの問題に関して葉書を送る呼びかけが行われています。
一通一通は小さくても、集まれば大きな影響力を持ちます。よろしくお願いします。

文案例(日本語)


この請願書は、拘束中の映画製作者でチベット人のドンドゥプ・ワンチェン(当知項欠:Dhondup Wangchen)さんの処遇についての請願です。

記録映画を撮影していたドゥンドゥプさんは2008年3月26日に身柄拘束されました。現在も西寧市第一拘置所で不法、不当な拘束が続いており、拷問や虐待を受けているといいます。これは人道上決して許されないことです。また拘置中にB型肝炎に感染したものの、治療を受けることができていないと伝えられており、健康状態も心配です。
今年になって彼の家族は北京の弁護士に弁護を依頼しましたが、当局は彼とその弁護士との面会を妨害し、弁護を禁止しました。 これでは公平な裁判が期待できません。
ドゥンドゥプさんは、社会秩序を乱すテロリストなどではありません。記録映画の撮影という平和的手段で、表現の自由という権利を行使したにすぎません。個人の意志と表現活動の自由は、法の下で保障された当然の権利ではないでしょうか? 表現活動や思想の自由がこのように権力で踏みにじられることは、中国政府が北京五輪誘致の際に表明した「五輪開催は中国国内の人権の向上につながることを確約する」という公約に反します。
人道的見地に基づき、以下の通り要求します。

1.ドンドゥプさんの身柄を速やかに無条件で釈放すること。
2.釈放までドンドゥプさんの安全を保障し、人道的に処遇され、拷問や虐待の対象となることなく、必要な医療を行い、選任した弁護士や家族との面会が制限されないこと。
3.ドンドゥプさんに必要な医療措置が受けさせること。
4.ドンドゥプさんと家族が選任した弁護士への妨害をやめ、その弁護士が弁護を引き受けられるようにすること。
5.取材を受け撮影された人を含む、すべての制作関係者の安全と自由を保障すること。

胡錦涛主席には、無実の人々にこれ以上苦しみを与えないよう求めます。



胡錦涛国家主席印刷用PDF


100017
北京市西城区府右街2号
国务院办公厅
中华人民共和国国家主席
胡錦涛主席 收



温家宝首相印刷用PDF


100032
北京市西黄城根北街9号
国务院
温家宝总理 收



司法部(法務省)印刷用PDF


100020
北京市朝阳门南大街10号
司法部
吴爱英部长 收



公安部(警察庁)印刷用PDF


100741
北京市东长安街14号
公安部
孟建柱部长 收




上映会や勉強会の場を提供してください。

ドンドゥプ・ワンチェンさんのことを一人でも多くの人に知ってもらうために、上映会や勉強会を是非ひらいてください。
少人数でも関心を持った方が集まっていただけるのなら、うかがわせていただきます。


とにかく誰かに伝えてください。

このサイトで読んだことを、とにかく一人でも多くの人に伝えてください。