伝えたい 知って欲しい ただそれだけ

『Leaving Fear Behind』撮影者ドンドゥプ・ワンチェンさん、初来日

1951 年の中華人民共和国による侵攻以降その支配下にあるチベット。
2008 年、 そのチベットの人々の生の声を世界に届けようとした人がいた。
「意見を言う」 普通は当たり前のこと。
しかし、 ここでは非常に危険を伴う行為。
そんな恐怖を乗り越え、それでもなお伝えたかった事とは ・ ・ ・ ?

2008年の北京オリンピックを前に、チベットに暮らす人々の生の思いを撮ったドキュメンタリー映画『Leaving Fear Behind』の上映と、この映像を撮ったということだけで中国当局に捕らえられ10年の間自由を失ったドンドゥプ・ワンチェンさんの講演を行います。

Leaving Fear Behindとは?

北京オリンピックを目前に控えた2007年10月から2008年3月にかけ、チベット在住のトンドゥプ・ワンチェンと助手のジグメ・ギャツオの2人がチベット各地で普通に暮らす人々の生の声を映像に収めたショートムービー。

この映像を撮ったことを理由にドンドゥプ・ワンチェンは中国当局に拘束され、拘束から丸一年の間は消息すらわからなかった。人権派の中国人弁護士によって彼の消息が判明した時、彼は不衛生な監獄内での拷問と虐待でB型肝炎に感染し満足な治療すら受けられない状態だった。中国政府は、彼を救おうとした弁護士に、彼の弁護を続けるならば弁護士資格をはく奪すると圧力をかけ、彼の弁護から手を引かせた。
2009年12月、彼は非公開裁判で国家分裂扇動罪の罪状で懲役6年の刑を受けた。

アムネスティインターナショナルやヒューマンライトウォチといった国際的な人権団体が彼を救おうと働きかけたが、彼の刑期は短縮されることはなかった。6年の刑期満了で2014年6月に釈放後も軟禁状態が続き、彼が家族と再会したのは2017年12月に亡命に成功した後のことだった。
自分たちチベット人がどのように暮らし、どのようなことを考えているか、世界の人々にただ知って欲しい。
そんな思いを行動に移した結果、彼は家族と共有できたはずの10年の時間を失った。
幼かった子供たちは再会した時には成人近い年齢となっていた。
今回、ドンドゥプ・ワンチェンさんが初来日されます。
彼が人生をかけて伝えたかった小さな思い。
ぜひ、足を運んで知ってください


内容   ドキュメンタリー映画「Leaving Fear Behind」の上映、
     及び撮影者であるワンチェンさんの講演

 

日時   2023 年 6月 3日 (土)  13 時半開場 14 時開始

 

会場   福岡市市民福祉プラザ 5階視聴覚室

 

参加費  1,000 円(大学生以下無料)

 

主催   チベットを知る会

 

問合せ先    info@AboutTibet.net

 


よろしかったら、チラシをダウンロードして拡散してください。

1枚取り 表面 裏面

2枚取り 表面 裏面

両面印刷ではなく裏表を1枚にまとめたもの


東京、大阪、名古屋、高知、鎌倉でも来日イベントがあります。
他会場情報は、こちら

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