あと一週間で平成も終わりです

あと1週間で平成も終わりですね。
皆さんにとって、平成という時代は、どんな時代でしたか?
平成という時代は携帯電話やインターネットの普及という、それまでの生活様式を一変させた時代でした。
携帯電話の普及により、今までは場所から場所だった情報伝達が人から人へとなり
インターネットの普及により、私達は様々な情報に自分自身で手軽に触れることができるようになりました。
ところで、30年前、平成元年がどんな年だったか、みなさん覚えていますか?
(なかには、生まれてなかったかたもいるかと思いますが・・・)
実は、消費税が施工されたのも、銀行や郵便局が土曜日休みになったのも、平成元年からなんです。
消費税、平成とともに誕生したので、平成の終わりとともになくなってくれればいいのに、むしろ令和になったとたん10%にあがるようで嫌ですよね。
チベットでも、平成元年には大きな出来事がありました。
チベット全土において、ダライ・ラマが太陽ならばパンチェン・ラマは月、二つの光がチベット全土を照らし出すと、広く尊敬と信仰を集めている高僧パンチェン・ラマが平成元年1月28日に中国政府によって暗殺されました。
そして、その生まれ変わりとされる、ゲンドゥン・チューキ・ニマという少年が生まれたのもこの年でした。
ニマ少年は、6歳の時に、ダライ・ラマ法王より正式にパンチェン・ラマの生まれ変わりと認定されました。
しかし、その三日後に中国政府に家族と一緒に拉致されて現在も消息はわかっていません。
平成という時代は、ゲンドゥン・チューキ・ニマの生きた、そしてチベット人たちからパンチェン・ラマが奪われた時代でもあったわけです。
このまま、まとめると暗く沈んだ内容になってしまいますが
チベット人たちは、まだあきらめていません。
蟻が象に挑むような状況でも、いろいろとアイデアを出し、状況を変えようと頑張っています。
新しい時代も、みんなで彼らを応援していきましょう!!

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