トゥンドゥプ・ワンチェンさんを家族の下に!
先日も書いたトゥンドゥプ・ワンチェンさんの件です。
チベットに住む普通の人々の声を国外に送っただけで逮捕され懲役六年の刑に服 しているワンチェンさん。
彼の刑期は、あと半年ほどであけます。
しかし、中国では刑期が簡単に延長されます。
また、ワンチェンさんの協力者だった僧侶のジグメ・ギャツォさんは何度も再逮捕され、最後の情報では行方不明になっています。
こういう経緯もあり、スイスにある支援団体Filming for Tibetは、世界人権デイに向けて、世界中に彼が無事に家族の下に帰れるかを注視している人々がいることを中国当局にアピールするキャンペーンを行っています。
日本に住む人たちへの要望は、ワンチェンさんの無事な解放を求めるメッセージ や、折りヅル(日本に祈願の千羽鶴という文化があることを彼らは知っています)を持って、どこか日本らしい場所で写真を撮って送って欲しいというものです。(撮影者の顔は映らなくて大丈夫です)
詳細や、メッセージのサンプルが、今回のキャンペーンの日本での窓口である SFTのページにあります。
http://www.sftjapan.org/nihongo:unchain-the-truth
少し記憶があやふやですが、2009年か2010年に、友人がインドでワンチェンさん の奥さんラモ・ツォさんに会いました。
その時、励ましの声に対してラモさんは、こんな風に答えたそうです。
「夫は、辛い状態に置かれているが、どこに捕まっているかはわかっている。しかし、2008年の事件の後、行方もわからないチベット人が何千人もいる。夫のことよりも、行方すらわからない人々のことをお願いします。」
私は、ラモさんや子供たちのところに、一日も早くワンチェンさんをかえしてあげたいです。
ご協力お願いいたします。