ディルで僧院閉鎖

中国当局は、チベット自治区ディルの三つの僧院を武装警察による何週間もの包
囲後に閉鎖しました。
以前もお伝えしたように、数か月前からこの地域ではチベット人に対して中国政
府への忠誠を示す行動を強制するキャンペーンが行われており、そのキャンペー
ンに対する抵抗への取り締まりの一環とのことです。

チベット自治区ナチュ県のディル郡のDron Na、Tarmoeおよびラプテンの僧院
は、情報筋によれば12月に閉鎖されました。
情報筋によれば、Dron Na僧院を閉鎖する前に、警察は僧院の導師を拘束しました。
12/26に中国当局は僧院の部屋を全て閉鎖し、僧侶が僧院に戻ることを禁止しま
した。
その後、僧院での宗教活動は全て停止させられました。

10月の初めに、中国国旗の掲揚を強制された村人が、命令を拒絶し逆にその旗を
川に投げ込み、群衆に向けて武装警察が発砲して以来、この愛国主義キャンペー
ンは強化されています。
北京はディルを、政治上不安定な郡であると認定し、この地域の村々や僧院で日
夜”極めて完璧な”愛国主義再教育プログラムが日夜開催されていると伝えられて
います。

(詳細は下記:英文)
http://www.rfa.org/english/news/tibet/closed-01072014172046.html

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